大気光象
昨日、駅から実家へ向かうタクシーの車窓から虹を見た。
タクシーに乗り込むと、直後、ポツポツと雨粒がフロントガラスに当たった。
「雨か…」つい言葉にでる。愛想良く運転手が私の呟きに応えてくれる。
「お天気雨ですかね。」
車窓から空を眺めると、幾つかの大きな雪雲の間から 澄んだ空が、より一層 青く見えた。
「あ!運転手さん、虹、ほら、フロントガラスの左のほう、虹が見えますよ。」
故郷の地を踏んだせいか、年甲斐もなくはしゃいでしまう。
「あー虹、見えます。お客さん、良いことありますね。」
「ええ、きっと」
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