novnako1112のブログ

これからの人生をどうすればいいのか、迷いながらも日々一生懸命生きています。

年賀状

毎年、学生時代のゼミの先生から 未だに年賀状が届く。必ず謎のコメントが手書きで書いてあり、難読である。新年早々、課題を与えられた学生の気分を味わう。

そして、今年もコンビニに年賀状を買いに慌てて出かけた。

今年は、私の出した年賀状に、また寒中見舞?が届いた。

「来年からペーパレス化に伴い、年賀状を止めようと思います」のような印刷の文字。

そして、またしても手書きで「来年からは別の方法で!」

「マジか…」

部屋のなか

今夜も月は見えない。

部屋の中からも、窓の外の凍りつく寒さを知ることができる。仕事帰りだろう、通りを足早に過ぎていく。

ソファーの隣にある観葉植物に目をおとす。

外とは対照的に、のびのびと部屋の暖かさに満足している姿がある。

そして、この部屋にも私以外の生命があることを幸せに思う。

やむちん

今日は美容室へ行ってきた。

美容室のドアを開けると、成人式の支度を整えた女子とその母親らしい女性が、レジで会計をしていた。艶やかな振り袖姿が眩しく見える。

ぎこちない和服姿の所作が愛らしい彼女と、心配そうに後を付いていくその母親を見送った。

「いらっしゃい。」店主の声で我にかえる。

「今日、成人式でしたね。」

「今、ひけたところ。今日はどうする?」

「えーっと、少し短くしてもらって、それから…」


店の奥からスタッフさんが現れ、

「雑誌、見ますか?」タブレットを手渡された。

店主がカットの準備をする間、タブレットを開いた。見切れないほどの雑誌の中から、旅行雑誌を選んだ。

青い海、白い砂浜、

素朴な風合いの、それでいて どこかエキゾチックな器の数々に見とれる。


「沖縄、いいね。

  やっぱ、このほうがいいな」

結局、私のヘアスタイルは店主に従うこととなる。

お陰で、今日も無事可愛く仕上がった。