こんなに降る雪を見たのは久しぶりだ。
電車の乱れを予測し、早めに仕事を切り上げた。
ビルを出ると、雪が降っている。
一瞬、寒さを忘れて空を見上げる。
雪は白くて美しい。
何もかも この雪が浄化してくれたらいいのに。
こんなに降る雪を見たのは久しぶりだ。
電車の乱れを予測し、早めに仕事を切り上げた。
ビルを出ると、雪が降っている。
一瞬、寒さを忘れて空を見上げる。
雪は白くて美しい。
何もかも この雪が浄化してくれたらいいのに。
電車内で身体がすっかり冷えきってしまった。
換気のために10センチ程開けてある窓から、容赦なく寒気(かんき)が頬を打ち付けた。
車内は無言であり、私も、隣の人も、こういったことに諦めている。
電車を降りると、頬だけでなく足元も冷たい風が身に凍みる。早く帰ろう。急ぎ足で通りを行く。今夜は月を見る余裕もなかった。
それでも月は、私を、優しく見守ってくれているだろうか。
お正月の休み明け、今日は すこぶる気の重い朝を向かえた。
少し長い休日のあとの出勤は、決まって駅へ向かう足取りも重い。しかし、電車に揺られ会社に着く頃には、頭の中は、年末のやり残した仕事と今日やるべきことで すっかり仕事モードに切り替わっていた。
家から駅へ向かった重い足は、足早に駅から会社へと力強く向かう。
年末、周囲の雰囲気に流されて中途半端に仕事を切り上げてしまったことを今更ながら後悔をした。
相変わらず学習していないな…
今日はフルパワー モードの年始め
今年一年が思いやられる。